なんでも好きなものを買ってあげる
「なんでも好きなものを買ってあげるよ」
この言葉をうのみにして何度はまったことか。
欲しいもの=母が気に入ったものになるのだ。
特に身の回りのもの、服やカバンなどはそうなることが多かった。
彼女が気に入らないと決して買ってはくれない。
そんな変な商品を選んではいないのにもかかわらずだ。
そして選ぶものが少ないと、これだけでいいの?と。
言うだけいっておいて自分の行動に矛盾していることに気が付いていないのが彼女の怖いところだ。
なので彼女に聞かれても、何もいらないと答える。欲しいというだけ無駄な気がするから。
そして今度は孫になんでも好きなもの買ってあげる♪と楽しみにしている母。
おそらく口のみで同じことを孫(息子)にもするのだろう。
思わず母にいってしまった。
「結局そういいながら、自分に都合の悪いものとかだったら買ってあげないんだよね?それって’’なんでも”ではないことない?無責任にものをいわないほうがいいよ」
痛いところを私につかれたのか母は苦笑していた。
大人はともかく、子どもは素直で正直だ。
むやみやたらにできないことを言わないほうがいいと思う。
産後の手伝い 2
産後の手伝いの話はこれでもうすんだと思いきや、まだいってくる母。
それもこちらが罪悪感を感じるような、ある意味脅しでした。
母:ねぇ、本当にいかなくていいんだね。
私:うん。(きてもらっても困るし)
母:お母さんさー、友だちの仕事のお手伝いしないといけないからこの機会逃したらなかなかそっちにいけそうもないんだよね。
私:そうなんだ。仕方ないね。
そう私にいうことで、やはりきてほしいというのかと思ったのでしょうか。
以前にもまるでこれを逃したら二度と機会がないというような言い方をされ、はまったことがあるのでスルーです。
その後日。
母:この日あたり(産後一週間ぐらい)にいっていい?飛行機が安いんだよね。
(だからかえって大変になるからくるなっていってんじゃん)
私:その日だともしかしたらまだうまれてないかもしれないし、値段なら一ヶ月後のほうぐらいがもっと安いよ?
母:あら、そう?お父さんと値段みてみるわ。
(てかその時期、仕事のヘルプでこれないんじゃなかったの?)
そんなんだったから、じゃあ予定日から一ヶ月後ぐらいにきたらと再度提案したんです。
そうしたら迷惑になるだろうからいいわと。
以前まではくる、くるっていっておいて結局これです。
なんで後がないような言い方をいつもするかな。気分が悪いです。
産後の手伝い
産後、たのんでもいないのに手伝いに来る気満々になっていた母。
当然ながら私は断りました。
すると、おもしろくなさそうに後悔することになるよといいよるではないですか。
いやいやいや、きてもらったほうがむしろ後悔しますから(苦笑)
それがみえたから断ったんです。
毎回両親が遊びにくる度、外国だからって私に全部におんぶに抱っこですよ?
言葉もできない上、土地勘もない。
そんな状態でどうやって手伝いができるのという話です。
じゃあ、せめて赤ちゃんの面倒をみてくれればいいでしょうがうちの親にはそれも無理でしょう。
私以来、赤ちゃんの世話をしたことがないし、そもそも私のお世話を祖父母に任せきりなことが多かったからです。
それなので私からすれば我が子の世話で精一杯であろうに、二人子どもの世話を追加されるようなもんです。。。
本当に冗談じゃない。
旦那が休みが取れるのでなんとかなると思うとつたえると
そうしたらなにを思ったか、旦那の親に手伝ってもらえばいいという始末。
私なんかより現地人の義母のほうが役にたつでしょとふて腐れたようにいう母。
あきれてものがいえませんでした。
とりあえず母には
食事は冷凍食品、テイクアウト、簡単なものなら旦那が作れるからなんとかなる。
掃除、洗濯は旦那ができるし毎日しなくても大丈夫。
なので手伝いを必要と感じないし、自分たちのことだから自分たちでしたい。
親には生活が落ち着いてから来てほしい。ただそれが子育てが初めてのことでいつになるかわからない。飛行機のこともあるから今はいつきてとはいえないが、来てほしいと伝えました。
このときは一応しぶしぶわかったと納得した様子でしたが、続きます。
いらないもの
これはどの親にも当てはまるのかもしれない。
いらないものをいつも持ってきたり、送り付けてくること。
少しならまだしも、大量・・・・。
しかもアメリカで手に入る、タオル、歯ブラシ、シャンプーなど生活用品などまで。
口癖はいつも、日本のものは素晴らしいから!
確かに日本のものはいいものが多いことがあるのはよく知っている。
だからといって欲しがっていない相手に押し付けるのはいかがなものかと・・。
極めつけにいうのが、いらなきゃ誰かにあげてくれてもいいしなんなら捨ててくれてもいいから。
正直、あげる相手を探すのも寄付するところにもっていくのも手間だし
それに捨てるのって環境破壊もいいところだし、お金もかかる。
ようはありがた迷惑というやつだ。
なので毎回いう、いらないと。本当にやめてくれと。
大体のものはこちらでそろうし、不便してないからと。
ついこの間なんか散々いらないといっておいた時計まで送ってきた。
結果使わないので親に返すまでクローゼットいきだ。
送料ばかりかかって本当にもったいない。
ここまでくると、私のためというよりは親の自己満足でしかないようだ。
祖父について
祖母のことを話したので祖父のことも話していこう。
祖父はというと、私に対しては優しかったしよくかわいがってくれたと思う。
もし私に暴力的なところを見せたりしたら二度と会わせないと、母にきつく釘を刺されていたからだと思う。
しかし私が小学校の低学年ぐらいのときに一度だけ、食事中に母に対して気に入らないことがありテーブルをひっくり返したことがある。あのときは怖いというよりは、あきれた覚えがある。
母や祖母の話によると、祖父はアル中でどうしよもない父親だったらしい。
そこそこ稼いでいたのに、全部自分の飲み歩き代として使ってしまったり、怒鳴ったり暴力は日常茶飯事のこと。
家族の前で鍋をひっくり返し、祖母に火傷を負わせたり
包丁を飛ばしてみたり
バイトのせいで門限に間に合わなかった母を締め出したり
兄弟間の差別は当たり前で、聞いていると本当毒親もいいところだった。
散々自分の子どもに対してひどいことをしてきたのにもかかわらず、年老いた今では子どもが親の面倒をみるのが当たり前だと思っている祖父。
正直、こういうタイプは子どもを持つべきではないだろう・・・。
祖母について
私が生まれてから小学校高学年ぐらいになるまで、うちの親は共働きで忙しかったため専業主婦だった祖母にほぼ育てられた。
そんなんだからひどいときは祖母が実の母だと思っていたほどだ。
普通の優しい孫思いの祖母ならよかったのだが、今思えば彼女はいわゆる毒親タイプだったと思う。4つほど思い当たる節を挙げていきたいと思う。
1.ヒステリックで、何かあるとすぐに手がでる
しつけという名の往復ビンタを何度くらわさられたことかわからない。
そんな生易しいものではなく、ひどいときは頬が赤く腫れるまで殴られた。
悪いことは確かにしたんだと思う。
ただどうして何が悪いのか、わけのわからないまま殴られていたと思う。
おかげで記憶にはビンタされている記憶しか残っていない。
2.嫌な思いをした服装や髪形
なぜか祖母はボーイッシュの恰好を好み、その恰好を私にさせた。
当然、私の意見など聞いてもらえるはずもなく・・・。
私のタンスには祖母が買った、祖母好みの服であふれていた。
スカートなんて足を女の子だから冷やしていけないとか、転んだときに足をするといけないとかの理由ではかせてもらったことがなかった。
髪もいつも短髪にされた。おかげで小学生のときは男の子にしか見えなかった。
そのせいでクラスメートに笑いものにされたこともある。
3.友達付き合いの口出し
ーちゃんはーだから付き合わないほうがいいよとかしょっちゅう。
あと男の子と遊ぶのに嫌がった。理由は男の子が乱暴だとかで・・。
これに関しては子どもながら疑問に思っていた。
4.父や他人の悪口
父に関してはわからなくもない、本当最悪だから(苦笑)
ただ、これは思っても絶対に子どもの前でしてはいけないことだと思う。
けちょんけちょんに義理の息子(父)のことをいっていたけど、その大嫌いな義理の息子の娘だからね、私。
そして祖母の怖いところが散々悪口をいっているにもかかわらず、その本人と遊びにいったりしていること。
なぜ悪口をいうようなそんな嫌な相手と付き合うのか、矛盾しすぎて理解できなかった。
・・・とまぁ、言い出したらきりがないのだが(苦笑)親も私の面倒を見てもらっている手前、祖母に対しては強く言えなかったのだろう。本当誰が親なんだかという感じ。
妊娠中の過ごし方の違い
アメリカで妊娠して初めてのことで少し戸惑っていた私。
それというのも診察等、リラックスしすぎな(悪く言えば適当)感じが否めない(苦笑)
日本でそもそも妊娠したことがないので細かいことはわからないのだが、ネットで調べてみると、日本は妊娠確認をすぐしてくれたりとか、診察の度に毎回エコーかけてくれたりあとは診察回数が多かったり、何かあれば好きなときに診察しにいってよかったり
とても細かいケアをしてくれるイメージだ。
一方でアメリカは早くて初心が10週目とかそんなもん。
食事制限があるぐらいで、運動制限もそこまでないし(過激なのを除いて)エコーも異常がない限りは全部で3回程度。一カ月に一回の診察以外(臨月は2週間に一回ぐらい)、基本的になかなか医者には気軽に会えない。
そのことを、国が違うと変わるんだね的な感じで軽い気持ちで母に伝えると
日本にくればこういう治療ができるのに日本で出産すればいいのにとぶつくさ・・・。
なにもいわない方がよかったと思うもすでに遅し(苦笑)
しまいには遠い親戚に腕のいい産婦人科医がいるからその人のとこで見てもらえばいいとか言い出す始末。
本人はよかれと思ってかもしれないけど、(もし日本にいたとしても)どこで産むのとか自分で病院は選ぶからそういうのやめてくれ。
それにいくら腕がよくても正直身内には見てもらいたくない。
あと、母からいわれたのが太ってはいけないということと、増加を5kgぐらいまでに押さえておけということだった。
体重制限がうるさくないアメリカ。
BMI に応じてチャートがあってその範囲内なら医者もなにもいわず。一方で日本は結構厳しいらしい。
母いわく私は日本人だから、アメリカ式に合わせると大変なことになるそう。
それをいうたら日本人の遺伝子をもつ日系アメリカ人とか体型の似ている他のアジア系アメリカ人はどうなるんだって話だ。
それにそもそも5kgって・・・・おいおい。
胎盤、羊水、赤ちゃんの重さなどを含めて平均7,8kgぐらい増加してもおかしくはないそう。
皇室の人だったり、芸能人とかみんなそれぐらいで押さえてるのよって、みんなって誰やねん。
私は芸能人でもないし、なんでわけのわからない体重制限をして赤ちゃんに栄養がいかなくなるようなことをしなくちゃいけないの。おそらく母自身も、5kgで押さえていないはず・・・・。
それに腹帯をしないことについてもいわれた。ちなみにこれは日本のみの習慣らしい。
腹帯しないと、お腹が安定しないから赤ちゃんによくない、逆子になるといわれた。
そんなこと医者から一言もいわれてないが・・・。
強いていわれても、もし腰痛があるなら腰にベルトをするといいよ程度ぐらい。
よく里帰りの話をききますが、私はしなくて正解。
離れていてもこんな感じなので、近くにいたらと思うとあーだこーだ干渉されそうでゾッとする。