祖母について
私が生まれてから小学校高学年ぐらいになるまで、うちの親は共働きで忙しかったため専業主婦だった祖母にほぼ育てられた。
そんなんだからひどいときは祖母が実の母だと思っていたほどだ。
普通の優しい孫思いの祖母ならよかったのだが、今思えば彼女はいわゆる毒親タイプだったと思う。4つほど思い当たる節を挙げていきたいと思う。
1.ヒステリックで、何かあるとすぐに手がでる
しつけという名の往復ビンタを何度くらわさられたことかわからない。
そんな生易しいものではなく、ひどいときは頬が赤く腫れるまで殴られた。
悪いことは確かにしたんだと思う。
ただどうして何が悪いのか、わけのわからないまま殴られていたと思う。
おかげで記憶にはビンタされている記憶しか残っていない。
2.嫌な思いをした服装や髪形
なぜか祖母はボーイッシュの恰好を好み、その恰好を私にさせた。
当然、私の意見など聞いてもらえるはずもなく・・・。
私のタンスには祖母が買った、祖母好みの服であふれていた。
スカートなんて足を女の子だから冷やしていけないとか、転んだときに足をするといけないとかの理由ではかせてもらったことがなかった。
髪もいつも短髪にされた。おかげで小学生のときは男の子にしか見えなかった。
そのせいでクラスメートに笑いものにされたこともある。
3.友達付き合いの口出し
ーちゃんはーだから付き合わないほうがいいよとかしょっちゅう。
あと男の子と遊ぶのに嫌がった。理由は男の子が乱暴だとかで・・。
これに関しては子どもながら疑問に思っていた。
4.父や他人の悪口
父に関してはわからなくもない、本当最悪だから(苦笑)
ただ、これは思っても絶対に子どもの前でしてはいけないことだと思う。
けちょんけちょんに義理の息子(父)のことをいっていたけど、その大嫌いな義理の息子の娘だからね、私。
そして祖母の怖いところが散々悪口をいっているにもかかわらず、その本人と遊びにいったりしていること。
なぜ悪口をいうようなそんな嫌な相手と付き合うのか、矛盾しすぎて理解できなかった。
・・・とまぁ、言い出したらきりがないのだが(苦笑)親も私の面倒を見てもらっている手前、祖母に対しては強く言えなかったのだろう。本当誰が親なんだかという感じ。