祖父について
祖母のことを話したので祖父のことも話していこう。
祖父はというと、私に対しては優しかったしよくかわいがってくれたと思う。
もし私に暴力的なところを見せたりしたら二度と会わせないと、母にきつく釘を刺されていたからだと思う。
しかし私が小学校の低学年ぐらいのときに一度だけ、食事中に母に対して気に入らないことがありテーブルをひっくり返したことがある。あのときは怖いというよりは、あきれた覚えがある。
母や祖母の話によると、祖父はアル中でどうしよもない父親だったらしい。
そこそこ稼いでいたのに、全部自分の飲み歩き代として使ってしまったり、怒鳴ったり暴力は日常茶飯事のこと。
家族の前で鍋をひっくり返し、祖母に火傷を負わせたり
包丁を飛ばしてみたり
バイトのせいで門限に間に合わなかった母を締め出したり
兄弟間の差別は当たり前で、聞いていると本当毒親もいいところだった。
散々自分の子どもに対してひどいことをしてきたのにもかかわらず、年老いた今では子どもが親の面倒をみるのが当たり前だと思っている祖父。
正直、こういうタイプは子どもを持つべきではないだろう・・・。