Dysfunctional Family

機能不全家族で育ちました

離婚すれば?

「離婚すれば?」

母になんどいったことか。

父なんて正直いなくてよかった。精神的によくなかったし。

母はいう。

「離婚したらよくないからね。
片親なんてあなたがかわいそう」


いやいやいや

理不尽な父を持つよりはいない方がかなりましだろう。
ただ世間体を気にしてるだけじゃないの?

それと母がいうのが

「お酒飲んで暴れるわけではないし、暴力を振るうわけではないからいいじゃないか」と。

確かに下をみたらきりがない。

母は自分の父(私からすれば祖父)と比べていたのだろう。

だが、娘の訴えにきちんとむかってくれなかった母に疑問をもった。

父の文句はいうのになぜ許す?

専業主婦で経済的に不安だから離婚をためらうというならまだわかる。

だけど、母は働いていたし経済的にも安定していた。

母ばかりにやらせ家事の手伝いもなにもしない。家族にたいして思い遣りの欠片もない。自分よりも給料も低い。ただそんな男といてなにがいいのか。

惚れた弱味?そんなんじゃない。
お見合い結婚だし、条件があったから結婚しただけ。
結婚生活なんて最初から破綻してる。

一番理解できないのが、あんな父でも役にたつと母はいう。虫(男)除けになると。

そういうとまるで母はめちゃくちゃ美人でいい女にきこえるかもしれないがそうではない。

職業柄、母は男性ばかりに囲まれていた。
父がいなければ境界線がなくなり、職場の人たちなど遠慮なく家に入り浸りになると。

・・・・・それは母次第だろう(苦笑)

結局子どもを理由に離婚をふみとどまっていたかに見えたが、私が家をでたあとも親はいまだに離婚せずにいる。
母はしたいというが財産の関係で離婚したくてもできないという。
ようは父と金をわけるのが嫌だということだ。
わけても生活ができなくなるわけではないのに。

たった一度しかない貴重な人生を嫌な相手と過ごす。
私にはとてもじゃないけど堪えられない。

嫌な言葉

いまでも母にいらっとさせられること。

物心ついたころから、母は私が父を嫌っているのをしっていてあえていう。

「お母さんは離婚すれば他人だけど、あんたは血のつながった娘だから他人じゃない」

本当毎回気が狂うんじゃないかというぐらい嫌な言葉だ。

子どものときは感情に任せただ腹を立てていただけだったが、ある程度になって言い返すようになった。

例えば

「お母さんは父を選んで結婚した。
私は親を選べない。選択肢がないはずの私にそれをいうのはあまりにもフェアじゃない」

最近になっていってやったのが

「悪いけど、私は結婚していて名字も別でもう関係ないから」

母は私のことを冷たいといったが、当然だろう。

できることならば、籍を抜けて全くの赤の他人になれないかいつも思っていたぐらいなのだから。

生物学的には確かに親だが、正直あんな親ならいらない。

動物を飼うということ

皆さんの家はペットを飼っていますか?

何も飼っていない家庭で子どもがある程度大きくなると、友達やテレビの影響等で犬やら猫を欲しがったりするなんて普通のことかと思います。

私も同じで、友達の影響もあり小学生のころ犬を欲しがりました。親はすんなりと犬を飼うことを許可してくれました。

全部私が面倒をみるという条件付きで。ただこれ、現実的に可能だと思いますか?

はっきりいって不可能です(苦笑)無理です。

たださえ自分の世話さえもできていない子どもが他の動物、ましてや仔犬の世話を一から十までできると思うかな、普通。

動物をかって子どもに面倒をみさせることは、責任や命の大切さを学べると思うからいいことだとは思います。

ただ、全部面倒をみるんだよと子どもにいいきかせたとしても、あくまでも一部のみ。

あとは親が全部世話をするぐらいの気持ちでなきゃ、動物は絶対にかっちゃいけないです。

なにを思ったのか、本当に言葉通り、小学生の私に全部面倒をみさせようとした親は大馬鹿野郎でした。


そんなんだから、犬の世話のことで何度父とトラブルになったことか。

それも犬の世話をしないから、犬が可哀そうだということで私をしかるのではなく

”自分”が世話をしなくちゃいけないから、私をしかる、あたるという状態でした。

母、祖母は見向きもせず。他人事状態。

精神的にも物理的にも犬を飼っていい環境ではなかったです。

本当に犬にたいしてかわいそうなことをしました。

犬のことを思うと今だに父、母にたいして怒りしかないです。

買い物での重たいもの

「あんたのお父さんは箸より重たいものを持たない」

祖母がよくいっていた。

今は歳もとったせいか父は少しはましになった。

当時私が子どものころは酷かった。

買い物にいくと必ず私に一番重たいものを持たせようとする。

まだ子どもの私にだ。

一番体力があるはずの大の男が、自分の娘に持たせようとする。

そして私がもたもたして荷物をもたないようなら気がきかないとかで怒り始める。

こんな情けない話しはない。

そしてその矛先はたまに母親や祖母にいくときもあった。

当時は彼女たちがかわいそうで仕方がなく、私が家族内の”男性”になって運べばいいと思った。


それ以外にもカートを戻しにいかないとかで急に怒られたこともあった。

理解できず困惑していると、祖母か母のどちらかが私がおきにいくからいいわと助け船をだしてくれた。

そんな環境で育ったもんだから、はじめて彼氏ができて重たいものをもってくれたときは感動したものだ。

男の人って優しくて助けてくれるんだって。


ちなみに今では父と母のみになった。

矛先がすべて母となり、あまりにも態度が酷い父に母がぶちきれたという。

それで少しは改善されたとか。

どうせなら私がまだいるときにきれてほしかった。
正直なにもいわなかった母、祖母にたいしても腹がたっている。

音楽嫌いの矛盾

うちの父は家族が音楽をきいていると

うるさいといってきいている本人の許可なく、スピーカーのボリュームを勝手に下げたり

テレビのボリュームを勝手に下げたりする。

見ているテレビを隣から勝手にきて、無断でチェンジしたり消すようなものだ。

それにたいして被害者の母も祖母もムッとはするものの、なにもいわない。


確かに大音量なときもあり、うるさいと思うときは私でもあったがせめて一言あってもいいじゃないか。

悪いけど、少しボリュームさげてもらえない?とか相手にたのむなり

ごめん、さげてもいい?とかってきくなりさ・・・・。

父の場合、うるさいことにただ怒り相手にたいして思い遣りもあったもんじゃない。


そんな父だから音楽が嫌いなのかと思いきや、音楽がガンガンにかかった趣味のパチンコは平気なのだ。

矛盾しすぎもいいとこ。

同じように音楽がかかったお店もだめで、たちまち不機嫌になる。そしてぐちぐち・・・聞きたくもない文句が始まる。

当時はなんにもいえなかった私だが、今同じことを父にされたら間違いなくぶちきれるだろう。

食事中に読書はあり?

食事中に読書はありか?

これには賛否両論があるかと思いますが、私はなしだと思っています。


父の話になりますが

家だろうが店であろうが食事中は、父は新聞や雑誌やらを読んでいるときが大体多く、家族も一緒にいようが会話は一切なしでした。

私はその光景が幼いころから嫌いでした。

まぁ父と話すことなんてないんで、結局会話はなくてもいいんですが(苦笑)


一人で食事をしているのならまだわからなくもないのですが、やはり食べることに集中すべきだと思うんです。

ある意味、食事は二の次だっていっているようなもんですから作り手に失礼だと思います。


それに一緒に食事をとっている家族にたいしてもかなり失礼ですよね。

せっかくコミュニケーションが取れる場なのに、会話したくないっていってるようなもんですから。

当時一緒にすんでいた母方の祖母も、父にたいして裏では文句はいっていましたが本人に直接注意するわけでもなく・・・。
なにもいわない家族にたいしても疑問を持っておりました。


そして何より父にたいして腹がたつのは

当時私が家族がいる中でイヤフォンをつけて音楽をきいてると、自分のしていることは棚にあげて私を自分勝手だといい怒ってくることです。

人がいる前で音楽をきくなんてと怒るのです。

でも自分だって似たようなことをしているんですよね。

食事中の読書はよくて、音楽のなにがいけないのか本当理解できませんでした。

赤ちゃんの性別にものを申す

 

いきなりですが、皆さんは生まれてくる赤ちゃんの性別って気になりますか?

 

妊娠をするということは簡単そうであって簡単ではないことで

妊娠しても母子健康で無事に生まれてくるということは奇跡的なこと。

 

これは自分がいざ妊娠してみて感じたことです。

 

それに私夫婦にとって初めての子というのもあり、正直性別は男の子だろうが女の子だろうが健康であればどちらでもよいと思っていました。

 

ところが

 

さっそく母に妊娠を報告すると、男の子は嫌ということ。

嫌っていわれても・・、こればかりは自然のものだしねという感じで少しモヤモヤしたものの、そこまで気にもしていませんでした。

 

そしていよいよ性別がわかったので報告しました。男の子でした。

 

すると母の一言。

 

男の子なんてショックー。

私ねー、この子が生まれてきたらきく!なんで男の子に生まれてきちゃったの?って

 

私は絶句・・・。

いくらなんでも息子にたいして失礼ではないかと思いました。

そんなに男の子が嫌なら会わせないといいたいのをこらえ

 

とりあえず

 

別に男の子だろうが女の子だろうが健康ならよくない?

それにお母さんが育てるわけじゃないんだからさ。

 

そう言い返すと、今度はいかに娘を持つことがいいかをレクチャーしてくる始末。

 

娘だったら

 

まず子ども服が可愛い。

大きくなっても買い物とかご飯とかいける。

親身になってくれる。

 

息子だと

服のバリエーションが少ない。乱暴

いずれかは口きいてくれなくなっちゃうのだそう。

 

それをきいてぶっちゃけ思ったんです。

男の子を育てたことのない母がどうしてそこまでいえるのかと。

それに皮肉にも、自分の娘(私)は離れて暮らしていて、母の思う娘を持つ利点とはかけ離れているのにそれでもどうして女の子がいいといいきれるのかと。

 

性別は関係なく、その親子がどういう風にかかわってきたかで親子関係ってかわると思うんですよね。

 

女の子だからって、ドラマでみるような母娘のいい関係が築けるとは限りません(苦笑)

 

 

それから電話をするたびに男の子で残念とばかりいわれました。

私からすれば平気でそういうことをいえる母が残念で仕方ありませんでしたが。。

 

結局、よくよく話をきいていると母は自分の都合のいい着せ替え人形が欲しいだけかなって。

こちらとしてはたまったもんじゃないです。

 

女の子だったら申し訳ないが正直、娘でなくてよかった。

孫フィーバーですごいことになっているところでした。